「日活ロマンポルノ 再起動プロジェクト」に寄せて今年5月日活がロマンポルノ復活を宣言した。
来る2016年に日活ロマンポルノは45周年を迎え、更に50周年に向けての「再起動」である。
しかしそれだけの理由だろうか?
日活は「(ネット上で)容易に入手できるわいせつな情報にロマンは皆無。
日活は再び裸を題材にした人間の本質的なドラマをつくることに挑戦します」とコメントしている。
決まり切ったカメラ割で、ほぼワンパターンの筋書き、ただの猥褻映像でしかないAVの現状に、
多くの男性は「もうウンザリ・・・」、というのが実感ではないだろうか。
無修正という以外は殆ど創意工夫のない、低品質な作品しか手に入らない現状を受けて、
時代の文化や風俗を反映したロマンポルノを再評価する機運が高まったのではないだろうか。
このブログは単なる懐古趣味を超えて、
成人映画の「再起動」に端くれながら参加するつもりで立ち上げました。
微力ではありますが、機運の盛り上げに寄与できたらと思っております。